娘ちゃん初号機が突然
『パパ〜
平等と公平の違い知ってる〜?』
と聞いてきた。
『え〜なんだろう?』
と悩んでいると
ドヤ顔で
目の前に高い壁があり中を見ようと試みます。
しかし子どもの背は1人が高く、1人は中くらい、1人は小さいため、中くらいと小さい背の子どもは中を覗けません。
そこに木箱が3つありました。
これを足場にすれば中が覗けるかもしれません。
まずは平等の場合
1人に1個ずつ木箱を割り振ります。しかし小さい背の子どもは木箱を使っても中を見ることが出来ず、反対に大きい背の子どもは持て余してしまっています。これでは全員が中を見ることができません。
次に公平の場合
全員が中を見れるという目標を達成するためには木箱を上手に分配します。小さい子どもに木箱を2つ、中背の子どもには1つ、背の高い子どもは木箱を使わなくても中が見えるので0といった風に分けます。これで3人とも中が見れるようになりました。
そして
目の前の高い壁をなくす
もしくは
坂を作り全員が中を見れるようにするのが
バリアフリー。
と娘ちゃん初号機が説明する。
ウルトラの母は
『おー!そんなこと知っていてすごいねー』
と素直に驚く。
ウルトラの父は
『学校でならったんでしょ!』
と一刀両断。
娘ちゃん初号機
『パパってそういうところあるよね。』
と。